代表メッセージ
「っぽく」するな。「らしく」あれ。
これは、ある噺家の言葉です。落語では先人がたくさんいますから、新しく入ってきた者は「落語っぽく話すにはどうすればいいか」と、まずは先輩の真似をします。しかし、それでは「っぽく」なっても、その人「らしい」落語は完成しません。<「っぽく」するな。「らしく」あれ。>は、そんな状態に対して向けられた言葉です。
私はこの話を聞いた時、企業にも通じるところがあると思いました。
今の時代、「っぽい」商品は安価にたくさん作れます。しかし、それではすぐにコモディティ化してしまう。
企業・組織も同様です。「よくある話だな」「要はこういうことなんでしょ」と、取引先や求職者に即座に思われてしまっては、せっかくの魅力が伝わらず、半減してしまう。
今の時代、求められているのは「らしさ」というべき個性や強み。そして、その企業だから描ける可能性やビジョンではないでしょうか。

ブランディングから始まり、継続的な取り組みを実施
当社はそのような「らしさ」を、できるだけわかりやすく、多くの人に伝えるにはどうすればいいかと、日々考えてまいりました。
想いや特長の整理から始まり、言葉を、デザインを、どう工夫すれば伝わるのか。会社案内、採用パンフレット、Webサイト、オウンドメディアはどうあるべきなのか。要素を洗練しながらも、品質を削ぎ落とさないためには、何を取捨選択していくべきなのか……。
このような作業は、一般的に「ブランディング」と呼ばれており、当社はこの領域において、洗練されたモノづくりを実現しております。
またこれだけにとどまらず、反響につながるような施策をご提案。顧客獲得や採用において、継続的な取り組みを実施しております。
本質的な解決策を、提案していきたい
「ブランディング」というと、難しくてよくわからない、どのように売上につながるのかよくわからないという意見を聞くことがあります。
しかし、だからと言って場当たり的にWebサイトを作ったり、販促・採用活動を行っていたりするだけでは、本質的な解決には至りません。
今、様々な課題が日本企業を取り巻いています。それらの課題に一つひとつ対応し、盤石な組織と日本経済を作るためには、企業価値・事業価値を向上させ、成長を遂げることは不可欠だと、私たちは考えております。
このような時代の流れのなかで、自社の価値はなにか、またその価値をどう伝えていくべきなのかを、ともに考えていきたい。
そのような想いを抱き、ワードロジー株式会社(旧Vers株式会社)を立ち上げた所存です。
最後に…
現在、SDGsをはじめとして、自然災害や貧困に対して世界中で大きな関心が集まっています。
当社もこれらの問題解決に寄与したいという想いから、「ワールド・ビジョン・ジャパン」に、参画。ほんのわずかな額ではありますが、貧困にあえぐ子供たちに向けて、支援を行っております。
今後も、ワールド・ビジョン・ジャパンに限らず、様々な活動を行っていきたいと考えております。